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フリーキック

おうじゃ(管理人)
(記事内にプロモーションを含む場合があります)

今回はいかにも青春らしい「フリーキック」を取り上げましょう。

本楽曲もきっとコアめなファンの方しかご存じないと思いますので、もしこちらで初めて触れる場合はぜひ新鮮にお楽しみ下さいませ。

Q
参考:村下孝蔵さん楽曲解説特集🎸

当サイトは非公式のファンサイトであり、ファンの皆様がご自身なりに楽しめる場を提供することを目的としています。同時に、村下孝蔵さんの全楽曲、とりわけその歌詞の意味や世界観を解説することを主たる目標に掲げています。

⇒村下孝蔵さん楽曲解説・歌詞解題についての詳しい「考え方」はこちら

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管理人なりに全力で取り組みましたので、皆様が村下さんの楽曲を別な視点から楽しむ参考になることだけは請け合いです☆

下部に歌詞全文を用意しました、適宜ご利用くださいね。

Q
🎵 当記事の著者について

当サイト管理人

新おうじゃ

名前 / Name  
おうじゃ 

職業 / Occupation
生来詩人、お米賞味マイスター、歌詞解説・鑑賞家、福話術者(家庭教師も兼業)

実績 / Achievements
生まれたときから詩的な人生を送っています。村下孝蔵さんに出逢ってから、その楽曲を肌身離さず心に持ち歩いては味わってきました。
姉妹サイトではシティポップの楽曲解説や、自身の生活の中で頂いたお米の銘柄の特徴をレビューしつつ【福話術】と題したあらゆる人の心に寄り添う記事を執筆、分野を開拓しています。

(姉妹サイト「おうじゃの福眼」プロフィールページへ遷移します)

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『清涼愛聴盤』所収

“フリーキック”

ここに掲載できる動画が見つかりませんでした。以下にYouTube上で視聴する際のリンクを貼りつけておきますね。(Great Phoenix1600さんのチャンネルです)

https://youtu.be/7kRWbd9o8bA?si=0or40yg21B7Ae9bT

土煙抜け 連なって
駆ける隊列 笛の音と

解題

おそらくアコーディオンと思われるイントロは、まるで学校の音楽室から流れ出てくるようです。

村下さんにはめずらしい(?)ですが、今回は哀しい男女の情景ではありません。

むしろ外観のみならば、現代では暑苦しいと評されてしまうような漢たちの姿が浮かんできます。

男性に限った内容ではないはずですけれど、歌詞から読み取れる限りでは男子学生が激しくスポーツに取り組んでいる様子とみるのが自然そうです。

太陽が燦々と降り注ぐ校庭には若人たちが「土煙抜け」、身を狭しと「連なって」います。

監督あるいはコーチが目に見えない竹刀を握りしめる前を、彼らは「駆ける隊列」となって気勢を上げ、号令の「笛の音と」ともに練習に励んでいます。

午後のグラウンド 水しぶき
うだる日差しに 響く号令
汗は君の夏

大地の熱気が最高潮に達する「午後のグラウンド」では、若人たちの体温と運動で舞いあがる土ぼこりを落とす「水しぶき」に虹がかかります。

地に落ちた水分はすぐ熱され蒸気となって「うだる日差しに」彼らを追い込み、ここぞとばかり「響く号令」が膝をつくことを許しません。

必死の訓練で滴る「汗は」、そのまま今「君の夏」が到来していることを感じさせます。

*力の限り走った
 ゴール間際の芝生に
 吸い込まれてく歓声と
 空に流れてた校歌

仲間たちみなが精いっぱい頑張っているグラウンドで、彼らはいつも「*力の限り走った」ものでした。

練習試合でボールを追いかけ「ゴール間際の芝生に」転がり込めば、そこへ応援と叱咤とを混ぜ「吸い込まれてく歓声と」、起き上がる前に見上げた「空に流れてた」ものは我らが「校歌」です。

われら学び舎に
輝け 若き 魂

その校歌の一節は、彼らの胸に響いたものが空に映ったのかもしれません。

「われら学び舎に 輝け 若き 魂」

自分の若ささえ意味が分からないまま、いま一度起き上がり、ボールを追いかけます。

古いタイヤを 引きずって
競い合ってた 若さだけを

腰に食い込む綱の感覚とともに「古いタイヤを」懸命に「引きずって」、誰に見せるでもなく彼らは走りました。

思い返せば、そうした練習で「競い合ってた」ことが、「若さだけを」恃みとして生きていたことの証明です。

この辺りから回想の風味も混ざり合ってきます。

バスを追いかけ群がった
入道雲と 焼けた闘志が
暮れる僕の夏

一日中練習で走り回ったあとでも、帰り道の「バスを」みんな同じ黒い顔をして「追いかけ群がった」日々。

その背景には、夕方へ向けて深い色を見せる青空に、「入道雲と」彼ら自身の「焼けた闘志が」立ち昇っています。

こうして「暮れる僕の夏」は、たぶん二度と訪れることはありませんでした。

力の限り叫んだ
外したシュート悔やんで
体ぶつける 金網と
滲む赤い血と涙

また別の日。

燃える日差しの下で、君あるいは僕、つまりそのときその場にいた学生誰もが「力の限り叫んだ」ものでした。

「外したシュート」は彼らの想いと時間とをのせ、まっすぐ飛んだり曲がったりします。

それを「悔やんで」、心のままに「体ぶつける 金網と」そこに「滲む赤い血と」は、彼ら自身が流す「涙」そのものでした。

*くりかえし
空に流れてた校歌

若さに任せ練習を「*くりかえし」た彼らが、その後どんな人生を辿るのかは描かれていません。

けれど、あのとき「空に流れてた校歌」はいつまでも胸に残っています。

聴きどころ

やはり中盤の校歌のような部分が一番の注目点でしょう。

この発想は村下さんの楽曲に限らず、音楽界全体を見ても比較的めずらしい趣向だと思います。

また、村下さんの歌詞の中では身体的な躍動感、切迫感が前面に出ているところも興味深いですね。

管理人の感想(あとがき)

オープニングが「ひとり暮らし」(『汽笛がきこえる街』所収)を思わせる感覚がするのは自分だけでしょうか??

フリーキックのイントロのつもりで鼻歌を歌ってみると、なぜか「ひとり暮らし」に繋がってしまいます。

おそらくコード進行などが相当似ているような気がします。

まとめ

今回は村下孝蔵さんの青春曲「フリーキック」を解説してまいりました。ぜひ皆様もご自分なりの解釈で楽しんでみてくださいね☆

他の楽曲解説もご覧になりたい方は、歌詞全文下部↓のリンクへどうぞ。(直近の解説楽曲は「あゆみ」でした)

フリーキック【歌詞全文】

土煙抜け 連なって
駆ける隊列 笛の音と
午後のグラウンド 水しぶき
うだる日差しに 響く号令
汗は君の夏

*力の限り走った
 ゴール間際の芝生に
 吸い込まれてく歓声と
 空に流れてた校歌

われら学び舎に
輝け 若き 魂

古いタイヤを 引きずって
競い合ってた 若さだけを
バスを追いかけ群がった
入道雲と 焼けた闘志が
暮れる僕の夏

力の限り叫んだ
外したシュート悔やんで
体ぶつける 金網と
滲む赤い血と涙

*くりかえし
空に流れてた校歌


(作詞・作曲:村下孝蔵 編曲:水谷公生ー1990年7月21日)

この歌詞全文の引用は「フリーキック」の魅力を解説するため、および閲覧者の方々の便宜のための必要によってなされたものです。

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ここまでお読みくださってありがとうございました!

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