天才歌人・村下孝蔵さんの「冬物語」ロケ地・札幌時計台を巡礼!
今回、久しぶりで天才歌人・村下孝蔵氏の楽曲「冬物語」の着想元となった札幌時計台を訪れました!
楽曲自体は題名通り冬の様子を歌っていますけど、暑い盛りの時計台もよい景観でしたよ。
村下孝蔵「冬物語」
「全曲」解説記事のほうでいずれ取り上げることになりますが、ピアノの美しいイントロで始まる哀しい曲です。
男性が時計台の陰を一緒に歩いた女性と、その秋、冬のことを思い出して歌っています。
時計台の日の当たる側ではなく影を歩くのは、二人の関係が日の目を見られないものだからか……?
などと深読みもしたくなってしまいますけれど、今回はまだ立ち入らずにおきましょう。
モチーフとされる札幌時計台
この時計台は1878 年に建造され、現在でも札幌を象徴するものとなっています。木製のやららかなたたずまいを残しているのも味わいがありますね。
現在は資料室で札幌の歴史を伝えつつ、上階のホールはコンサートやイベントなどで活用されています。
時計台の周りを歩きながら、楽曲のフレーズを思いついた
村下兄貴は、時計台の周囲を歩いているときに「冬物語」のメロディやフレーズを思いついたといいます。
今回は日差しが肌を焼く真夏でしたが、時計台の日陰にはいってみると、確かに涼しげでちょっと物悲しいような気配も感じました。
外壁はおそらく何度も白く塗られ、そのたびにペンキが剥げて、また塗りなおして……。
草木は手入れがされているようで、しかしそれほど統一感のない植物たちが自身の思うように生え伸びていて……。
どことなくもののあはれ……。
村下さんの「冬物語」を聴きながらだったので、そう感じたのかもしれませんが笑
ニワトリとタマゴ現象!
札幌時計台へのアクセス
↑このように、札幌時計台はかな~り札幌市の中心部に位置しています。
「さっぽろ雪まつり」などでも有名な「大通」まで歩いてものの数分です。
かつては近辺でも背の高い建物で目印にもなっていたようですが、現在は周りにビルがたくさんです。
お越しになる方は、見た目についてだけ、ちょっとハードル(期待値)をセーブしてお出かけください。
以上、村下孝蔵さんの「冬物語」ロケ地巡礼日誌でした~~~~~!
追記ー「冬物語」楽曲解説
後日、「冬物語」の解説・鑑賞記事をアップしました!
おまけ写真
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ここまでお読みくださってありがとうございました!
最後に、当サイトでこれまで村下孝蔵さんの楽曲を解説した記事を掲げておきます。
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